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BigQueryとFirebase Firestoreでの効果的な命名規則の採用
永井 百恵
永井 百恵
2024-04-16
本記事では、BigQueryとFirebase Firestoreを使用する際の命名規則について詳しく解説します。JavaScriptとVue.jsでの開発においても、これらのデータベースシステムとの整合性を保つための命名戦略を提供します。

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データベース設計において、BigQueryのようなデータベースにデータを保存する際の命名規則などはありますか？キャメルケースとかケバブケースのような話です。

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Momoさん、データベース設計において、特にBigQueryのようなデータウェアハウスを使用する場合、効果的な命名規則を採用することは非常に重要です。BigQueryにおける命名規則は、プロジェクトの構造やチームの好みによって異なることがありますが、一般的なガイドラインは以下の通りです。

  1. スネークケースの使用: BigQueryでは、テーブル名、ビュー名、カラム名にスネークケース（例: customer_id, order_date）の使用が一般的です。これは読みやすさを向上させるとともに、SQL内での一貫性を保つためです。

  2. 意味のある命名: 各テーブルやカラムには、その内容を直感的に理解できる名前を付けることが推奨されます。例えば、顧客データを保存するテーブルであれば customers、取引記録を保存するテーブルであれば transactions といった具体的な名前が好ましいです。

  3. 省略形の避ける: 可能な限り省略形を避け、完全な単語を使用して命名することで、他の開発者にとっても理解しやすいスキーマを作成します。ただし、業界内で広く認識されている略語は例外です。

  4. プレフィックスやサフィックスの利用: 特定の種類のデータや処理の段階を示すために、プレフィックスやサフィックス（例: raw_, _processed）を使うことがあります。これにより、データの流れや変換の過程をより明確にすることができます。

  5. ケースの一貫性: BigQueryは大文字と小文字を区別しないため、全て小文字で統一することが一般的です。これにより、異なる環境やクエリ間での混乱を避けることができます。

これらの命名規則は、プロジェクトの明確性とメンテナンスの容易さを向上させるために重要です。Momoさんのプロジェクトにおいても、これらのガイドラインがデータ管理の効率化に寄与することでしょう。

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firebasefirestoreだとどうでしょうか？

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Momoさん、Firebase Firestore の場合も、効率的なデータアクセスとメンテナンスのしやすさを考慮した命名規則を採用することが重要です。FirestoreはNoSQLデータベースであるため、BigQueryとは異なるアプローチが必要になりますが、一般的な命名のベストプラクティスは以下の通りです。

  1. キャメルケースの使用: Firestoreではキャメルケース（例: customerId, orderDate）の使用が推奨されます。これはJavaScriptやJSONの慣例に合わせるためです。Firestoreを利用する際に多く使われるプログラミング言語（JavaScriptなど）で一般的に使われている命名規則に準じることで、コードの一貫性を保つことができます。

  2. 意味のある命名: カラム（Firestoreではフィールドと呼ばれます）やコレクションには、その内容を直感的に理解できる名前を付けることが重要です。例えば、顧客データを格納するコレクションには users や customers といった名前を使います。

  3. シンプルで明瞭な名前: Firestoreでは、フィールド名やコレクション名がURLやクエリパラメータとして使われることがあります。そのため、複雑すぎる名前や特殊文字を避け、できるだけシンプルで明瞭な名前を選ぶと良いでしょう。

  4. 省略形の避ける: Firestoreでも省略形を避けることが推奨されます。省略形ではなく完全な単語を使用することで、他の開発者がデータモデルを容易に理解できるようになります。

  5. プレフィックスやサフィックスの利用: 特定の用途やデータの状態を示すために、プレフィックスやサフィックスを利用することが有効です（例: archivedOrders、temporaryUsers）。

Firestoreの命名規則は、プロジェクトの構造や使用される他の技術スタックによっても影響を受けるため、チーム内での事前の合意形成が非常に重要です。Momoさんが設計するデータベースがより効率的で、開発と保守が容易になるよう、これらのガイドラインを参考にされることをお勧めします。

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bigQueryはキャメルケースの場合はだめですか？

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Momoさん、BigQueryでキャメルケースを使用すること自体は技術的に可能ですが、一般的には推奨されません。その理由はいくつかありますが、主に以下のような点が挙げられます。

  1. SQLの標準との整合性: SQL言語では一般的にスネークケースを使用することが多く、これは他の多くのデータベースシステムや既存のSQLコードとの整合性を保つためです。BigQueryもGoogle Cloud Platformの一部であり、SQLの規則に準拠することが推奨されています。

  2. 可読性の向上: スネークケースはSQLクエリ内での可読性が高く、特に複数の単語が組み合わされる場合に名前を読みやすくします。キャメルケースは、特に単語の区切りが不明瞭になりがちです。

  3. 一貫性の確保: BigQueryで標準的な命名規則を採用することで、プロジェクト内外の他のデータベースやシステムとの一貫性を保つことができます。これにより、チームメンバーやプロジェクト間での混乱を避けることが可能です。

  4. キーワードとの競合回避: SQLには多くの予約語があり、キャメルケースを使用するとこれらの予約語と衝突する可能性があります。スネークケースを使用することで、このような問題を避けることができます。

以上の理由から、BigQueryではスネークケースの使用が一般的であり、これがベストプラクティスとされています。ただし、もしMomoさんのプロジェクトやチームが他のシステムとの整合性のためにキャメルケースを好む場合は、それを使用することも技術的には可能ですが、その場合も命名規則の一貫性と明確性に注意を払うことが重要です。

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javasctiptで開発して、そのままfirebasefirestoreに保存して、そしてbigQueryでも統一したデータ属性名をしたいですが、どのケースが推奨されますか？

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MomoさんがJavaScriptで開発を行い、Firebase Firestoreでデータを保存し、さらにBigQueryで同じデータを利用するという場合、データ属性名（フィールド名）に関しては、システム間で一貫性を保つために特定の命名規則を採用することが望ましいです。以下のアプローチが考えられます。

推奨されるアプローチ

  1. キャメルケースの採用:
    • JavaScriptおよびFirebase Firestoreは通常、キャメルケース（例: customerId, orderDate）を採用しています。この命名規則はJavaScriptの標準に準拠しており、Firebaseのドキュメントや例でもよく使用されています。
    • BigQueryでは通常スネークケースが推奨されますが、プロジェクト全体で一貫性を保つためにキャメルケースを採用することは技術的に可能です。もしBigQueryでキャメルケースを使用する場合は、予約語との競合に注意し、必要に応じてバッククォート（\）で囲むことで識別子として扱うことができます。

実装の検討点

  • 予約語の確認: BigQueryでキャメルケースを使用する際は、予約語との競合に特に注意が必要です。競合を避けるために、予約語をフィールド名に使用する場合はバッククォートで囲む必要があります。
  • ドキュメントとの整合性: FirestoreとBigQueryのドキュメントを参照し、それぞれのプラットフォームで推奨されているベストプラクティスを理解することが重要です。

最終的な判断

プロジェクト全体で一貫性を保ちつつ、各システムのベストプラクティスに極力沿う形で命名規則を設定することが理想的です。この場合、JavaScriptとFirestoreに適したキャメルケースを採用し、BigQueryでの使用においても同様の規則を適用することで、開発の効率化とデータの一貫性を保つことが可能です。このアプローチにより、異なるプラットフォーム間でのデータの整合性を維持しながら、開発プロセスをスムーズに進めることができるでしょう。

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結論、キャメルケースとスネークケースどちらが良いでしょうか？

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MomoさんがJavaScriptで開発し、Firebase FirestoreとBigQueryを用いるというプロジェクトの状況を考慮すると、以下の観点からキャメルケースを採用することを推奨します。

キャメルケースの選択理由

  1. JavaScriptとの整合性: キャメルケースはJavaScriptの標準的な命名規則です。コーディングの一貫性を保つためには、JavaScriptでの命名規則をそのままデータベースにも適用することが効果的です。

  2. Firebase Firestoreとの整合性: Firebase Firestoreもキャメルケースを推奨しており、これによりJavaScriptとFirestoreの間で自然なデータマッピングが可能となります。

  3. BigQueryでの対応可能性: BigQueryでは通常スネークケースが推奨されますが、キャメルケースも完全にサポートされています。予約語との衝突が懸念される場合は、バッククォートで囲むことで対応可能です。

スネークケースの検討

一方でスネークケースを選ぶ場合、BigQueryでの一般的な命名規則との整合性は得られますが、JavaScriptやFirestoreとの一貫性を損なう可能性があります。これにより、コードの可読性や保守性に影響が出るかもしれません。

結論

プロジェクト全体の一貫性と開発の効率を最大限に高めるために、キャメルケースを採用することをお勧めします。これにより、JavaScriptとFirestoreでのデータハンドリングがスムーズになり、BigQueryでの少々の手間（予約語の扱いなど）は、他の利点に比べれば小さなものとなるでしょう。キャメルケースを選ぶことで、開発の一貫性を保ちつつ、異なるシステム間でもデータの連携を効率良く行うことが可能です。

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javascriptのフレームワークでvueを今回使用します。
スネークケースでも可能なのでしょうか？

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Momoさん、Vue.jsを使用している場合でも、データ属性名にスネークケースを採用することは技術的に可能です。Vue.jsは柔軟なフレームワークであり、データの命名規則に特に制限を設けていません。JavaScriptの標準的な命名規則であるキャメルケースが一般的ですが、Vue.jsのコンポーネントやメソッド内でスネークケースを使うことは可能です。

スネークケースの使用

  1. コンポーネントのデータプロパティ: Vue.jsのコンポーネント内でデータプロパティとしてスネークケースを使用することは問題ありません。例えば、コンポーネントのデータオブジェクト内で user_name や order_id といった属性を定義することができます。

  2. テンプレートとの整合性: Vue.jsのテンプレート内でスネークケースを用いる場合、HTMLは通常、大文字と小文字を区別しないため、属性名をそのまま使用すると問題が生じることがあります。ただし、Vue.jsのバインディング構文（例: v-model="user_name"）では問題なく機能します。

  3. メソッドやコンピューテッドプロパティ: メソッドやコンピューテッドプロパティの名前にスネークケースを使用することも可能ですが、JavaScriptの一般的な命名規則としてキャメルケースが推奨されます。

考慮すべき点

  • 一貫性の維持: スネークケースを採用する場合でも、プロジェクト全体で一貫した命名規則を維持することが重要です。これにより、コードの可読性と保守性が向上します。
  • 他のテクノロジとの整合性: FirestoreやBigQueryとのデータ連携を考慮する場合、命名規則を統一することでデータの処理が容易になります。したがって、Vue.jsでスネークケースを使うことが他のシステムとの整合性を損なわないようにすることが望ましいです。

結論

Vue.jsでスネークケースを使用することは可能ですが、JavaScriptの標準として一般的なキャメルケースを推奨します。ただし、プロジェクトの要件や他のシステムとの整合性を考慮して、適切な命名規則を選択することが重要です。もしVue.jsのプロジェクトでスネークケースを採用する場合は、一貫性を確保し、他のシステムとの整合性に注意してください。

ちょっとしたメモ

キャメルケースはオブジェクト指向に適した命名規則//OOAD スネークケース//RMDBs キャメルケースからスネークケースへの変換//ORM